峰村 科学的な見方からUFOを捜す

UFOと言うと非科学的なイメージがあります。が!

世界にはUFO(地球外生命体)を科学的に捜す実験が行われていたりします。

地球外知的生命体探査(ちきゅうがいちてきせいめいたいたんさ、Search for Extra-Terrestrial Intelligence)

通称SETIと言うプロジェクトです。






SETIとは何か?
地球外知的生命体探査(ちきゅうがいちてきせいめいたいたんさ、Search for Extra-Terrestrial Intelligence)とは、地球外知的生命体による宇宙文明の存在を検知しようというプロジェクトの総称。 SETI(セティ / セチ)と略称される。世界では多くのSETIプロジェクトが進行している。

SETIの活動
SETIの中で現在最も大規模に行われている方法では、電波望遠鏡で受信した電波を解析し、地球外知的生命から発せられたものがないか探すというもので、この方式のプロジェクトの幾つかでは惑星協会やSETI研究所が重要な役割を果たしている。1970年代からは電波のほかに、光学望遠鏡を使って地球の人類と同等以上のテクノロジーを持つ知的生命体ならば発する可能性のある大輝度レーザー光を検出する試み(OSETI = 光学的地球外知的生命探査)もなされており、専用望遠鏡も存在する。この他にも、ダイソン球発見を目指し、光学的な観測結果と赤外線望遠鏡による観測結果の比較を行う分野、地球外文明が中心星へ核廃棄物を投棄しているという仮定で、その証拠を分光学的に調査する観測[1][2]、地球外知的生命が地球周囲に探査機を送り込んできていると仮定し、それらが配備されている可能性がある領域の撮影を行い捜索する分野などもある。ガンマ線バーストが地球外知的生命の恒星間宇宙船の航行による痕跡であるという仮説を検証するため、惑星探査機で得られたデータが調査されたこともある。

SETIの歴史
1959年、科学雑誌『Nature』上にジュゼッペ・コッコーニとフィリップ・モリソンが初めて地球外生命体に言及する論文を発表。その論文で「地球外に文明社会が存在すれば、我々は既にその文明と通信するだけの技術的能力を
持っている」と指摘した。またその通信は電波を通して行われるだろうと推論し、当時の学界に衝撃を与え、これを契機として地球外文明の探査が始まった。
1960年、世界初の電波による地球外知的生命体探査である「オズマ計画」が行われた。この計画はアメリカの天文学者フランク・ドレイクによって提案されたもので、ウェストバージニア州グリーンバンクにあるアメリカ国立電波天文台の18フィート望遠鏡にて実施された。オズマ計画では生命を宿すような惑星を持つのに相応しい大きさの恒星のうち、地球から近いものとして2つの恒星を選びこれを対象とした。選ばれたのはくじら座タウ星およびエリダヌス座イプシロン星で、ともに約10.5光年離れている。ドレイクらはこれらの星に電波望遠鏡を向け、1,420MHzの電波(宇宙でもっとも多く存在する水素の出す電波)で地球に向けて呼びかけの信号が送られていないかどうかを調べた。電波は30日間(実際に受信を試みたのは150時間)にわたり観測されたが、文明の痕跡とみなされる信号は得られなかった。フランク・ドレイクは銀河系内にどれだけの知的文明が存在するか見積もるドレイクの方程式を提唱したことでも知られている。なお、「オズマ」の名はライマン・フランク・ボームの『オズの魔法使い』シリーズの主要登場人物で、オズ国内で起こる全ての出来事が書き込まれるという魔法の本を所有しているオズマ姫に由来している。
1971年には1,000基の電波望遠鏡を連携させることで、地球外からの電波信号探査を行うという「サイクロプス計画」(サイクロプスとはギリシャ神話に登場する一つ目の巨人である)がNASAによって計画されたが、資金の目処が立たず頓挫した。
オズマ計画以降、OZAP、MANIA(旧ソビエト〜ロシアのOSETI)、SERENDIP、SUITCASE SETI、SENTINEL、BETA、カール・セーガンも参画したMETA、PHOENIXなど21世紀初頭までに約100のプロジェクトが、アメリカを中心に各国で実施されている[7]。2007年からは、SETI研究所のATA(アレン・テレスコープ・アレイ)による観測が行われている。


SETIの語源
元々は「CETI」と言い、「地球外知性との交信」(communication with extra-terrestrial intelligence) とオズマ計画で対象となったくじら座タウ星のラテン語名 (τ Ceti) をかけたものであったが、後にNASAの学者が「SETI」とスペルを変えて使い始め、意味も「地球外知性の探査」(search for extra-terrestrial intelligence) となった。これは当面行う事は向こうからの電波を受けるだけで、交信では無いという理由によるもの。

(以上wikipedeiより抜粋)



実は私たちにも参加出来る。
SETI@HOME
http://setiweb.ssl.berkeley.edu/index.php
SETI@HOME/AstroPluse Beta
http://setiathome.berkeley.edu/beta/




SETI@home の科学
SETI(地球外知性の探索)""は、地球外の知的生命を検出することを目標とする、科学の一分野です。 このうち、radio SETI(電波によるSETI)として知られる手法では、電波望遠鏡を使って宇宙からの挟帯域電波信号に耳を傾けます。 このような挟帯域信号は自然に発生するものではなく、もし検出できたなら、地球外テクノロジの存在の証拠になるでしょう。
電波望遠鏡で受信した信号のほとんどは雑音からなっています。 (天体を源とする雑音もあれば、受信機の電子機器から生ずる雑音もあります)。 そのほかに、人間が発した信号、たとえばテレビ局やレーダー、人工衛星などの信号も混ざっています。 現代の 電波による SETI プロジェクトは、受信データをデジタル処理します。 計算処理能力がたくさんあれば、 より広い周波数に渡ってより高い感度で探索ができるようになります。 そういうわけで、電波による SETI にとって計算能力はいくらあっても足りません。
いままでの 電波による SETI プロジェクトでは、大量のデータ解析をするために、電波望遠鏡の近くに設置した特殊用途スーパーコンピュータを使っていました。 1995年に David Gedye が、インターネットで互いに繋がれた多数のコンピュータによって構成される仮想スーパコンピュータを使って、電波による SETI の計算処理をすることを提案しました。 そして彼は、 SETI@home プロジェクトを組織し、この着想を追求したのです。 SETI@home のそもそもの開始は、1999年の5月でした。(ETI@HOMEより抜粋)




○様々なSETIのチーム
http://www.seti.jpn.org/ 「Team NIPPON」
http://team2ch.at.infoseek.co.jp/ 「Team 2ch


○世界のSETIチームのランキング
http://setiathome.berkeley.edu/top_teams.php 旧
http://setiweb.ssl.berkeley.edu/beta/top_teams.php 現在